STATE-Senri

Simulation Tool for Atom TEchnology

コンパイル方法

コンパイルにはfortran90コンパイラとMPI,lapack,FFTW3(あるいは環境に応じたFFTライブラリ)が必要です。またバージョンによりコンパイルの方法(Makefile)が異なるので注意が必要です。

実行方法

  • 先ず擬ポテンシャルを所定の場所よりコピーあるいはダウンロードします。今CO分子を例とし、ソースディレクトリを
    /home/hamada/STATE/src/STATE_5.6.1
    擬ポテンシャルのディレクトリを以下
    /home/hamada/STATE/gncpp
    CとOの擬ポテンシャルをそれぞれpot_C_pbe1、pot_O_pbe1とします。ワーキングディレクトリにおいて
    ln -s /home/hamada/STATE/src/STATE_5.6.1/STATE
    および
    ln -s  /home/hamada/STATE/gncpp/pot_C_pbe1 fort.37
    ln -s  /home/hamada/STATE/gncpp/pot_O_pbe1 fort.38
    を実行します。STATEおよび擬ポテンシャルの場所は自分の環境に合わせて適切に指定しましょう。 次にCO分子の計算のための入力ファイルをnfinp_1(以下の計算例を参照)、出力ファイルをnfout_1として
    mpirun -np 2 STATE < nfinp_1 > nfout_1
    を実行します。ここで"-np 2"の2は使用するプロセッサーの数であり、"mpirun -np 2"のコマンドは環境によって異なります。

擬ポテンシャル

擬ポテンシャルファイルはgncppディレクトリに含まれます。 擬ポテンシャルの情報はファイルのヘッダーで確認することが可能です。

  • ポテンシャル名の例: pot_Pt_pbe1あるいはPt_pbe1/#vnew.data
  • 例: pot_Pt_pbe1
       78  10   1   1  : natomn, ival, iloc, itpcc    
    ggapbe             : name                         
    • natomn: 原子番号
    • ival: 価電子の数
    • iloc: 局所ポテンシャルの軌道角運動量 l+1
    • itpcc: partial core correctionの有無 (itpcc=1: 有、itpcc=0: 無)

計算例

解析例

ユーティリティ

ファイルフォーマット

TODO

  • Manual
    • 印刷可能版の作成
    • 英語版の作成
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