shiftcps/rotcps

STATE形式で記述された原子位置(カーテシアン座標、cps)を操作するためのフォートランプログラムです。

shiftcps

原子位置をシフト(並進)させるコマンドです。 x方向にシフトさせる場合、以下を実行します。

$ shiftcps -x [shift_x] [input_cps] [output_cps]

ここでshift_xはx方向のBohr半径を単位としたシフト量です。[input_cps]はシフト以前の座標ファイル、[output_cps]はシフト後の座標ファイルです。[output_cps]を省略した場合、シフト後の座標は標準出力(スクリーン)に表示されます。y方向、z方向へのシフトは-y、-zを指定することで可能になります。 また

$ shiftcps by [shift_x shift_y shift_z] [input_cps] [output_cps]

のようにx, y, z方向のシフトを同時に指定することも可能です。 指定可能なオプションは

$ shiftcps -h

で表示することができます。

rotcps

原子位置を回転させるコマンドです。 x軸のまわりに座標を回転させる場合、以下を実行します。

$ rotcps [-x] [angle] [input_cps] [output_cps]

ここでangleはx軸まわりの度を単位とした回転角度。[input_cps]は回転前の座標ファイル、[output_cps]は回転後の座標ファイルです。[output_cps]を省略した場合、シフト後の座標は標準出力(スクリーン)に表示されます。y軸まわり、z軸まわりの回転は-y、-zを指定することで可能になります。 また

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Last-modified: 2023-01-23 (月) 11:56:57 (464d)