*shiftcps/rotcps [#vdf5ba15]
STATE形式で記述された原子位置(カーテシアン座標、cps)を操作するためのフォートランプログラムです。
**shiftcps [#ed52217d]
原子位置をシフト(並進)させるコマンドです。
x方向にシフトさせる場合、以下を実行します。
 $ shiftcps -x [shift_x] [input_cps] [output_cps]
ここでshift_xはx方向のBohr半径を単位としたシフト量です。[input_cps]はシフト以前の座標ファイル、[output_cps]はシフト後の座標ファイルです。[output_cps]を省略した場合、シフト後の座標は標準出力(スクリーン)に表示されます。y方向、z方向へのシフトは-y、-zを指定することで可能になります。
また
 $ shiftcps by [shift_x shift_y shift_z] [input_cps] [output_cps]
のようにx, y, z方向のシフトを同時に指定することも可能です。
指定可能なオプションは
 $ shiftcps -h
で表示することができます。

**rotcps [#ff04667a]
原子位置を回転させるコマンドです。
x軸のまわりに座標を回転させる場合、以下を実行します。
 $ rotcps [-x] [angle] [input_cps] [output_cps]
ここでangleはx軸まわりの度を単位とした回転角度。[input_cps]は回転前の座標ファイル、[output_cps]は回転後の座標ファイルです。[output_cps]を省略した場合、シフト後の座標は標準出力(スクリーン)に表示されます。y軸まわり、z軸まわりの回転は-y、-zを指定することで可能になります。
また
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