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*STATEのコンパイル方法 [#e9f121f2]
stateのアーカイブを展開すると、ソースディレクトリ(STATE_5.x.x)には各プラットフォームに合わせてMakefile.???という名前でMakefileが準備されています。
*データのフォーマット [#f0c4b27f]
**波動関数(のFourier係数) [#gd4fecd3]
-変数:zaj.data
--型:複素数
--次元: zaj.data(1:kng1,keg_start:keg_end,1:knv3_start:knv3_end,1:kimg)
--- kng1(kng):波動関数のための逆格子ベクトル(k+Gベクトルの数)~
(kng1については波動関数のためのGベクトルは少ないため未並列化)
--- keg_start: 各プロセッサー毎の開始バンドインデックス
--- keg_end: 各プロセッサー毎の終了バンドインデックス
--- knv3_start: 各プロセッサー毎の開始k点インデックス
--- knv3_end: 各プロセッサー毎の終了k点インデックス
--- kimg=1: 波動関数の実部、kimg=2:波動関数の虚部~
**基本格子ベクトル [#d756d580]
-変数: altv
--型:実数
--次元: altv(3,3)
--- a1: altv(1:3,1)
--- a2: altv(1:3,2)
--- a3: altv(1:3,3)
**逆格子ベクトル(Gベクトル) [#se3922e3]
-変数: ngabc
--型: 整数
--次元: ngabc(kngp,3)
---kngp:電荷密度のための逆格子ベクトル
---ngabcは基本逆格子ベクトルを単位とした逆格子ベクトル、~
即ち、カーテシアン座標でのi番目のGベクトルの1番目の成分は~
G(i,1)=ngabc(i,1)*rltv(1,1) + ngabc(i,2)*rltv(1,2) + ngabc(i,3)*rltv(1,3)~
となる。ここでrltvは基本逆格子ベクトルである。

先ずファイル名とファイルの中身を見て適当なMakefile.???をMakefileにコピー、あるいはシンボリックリンクを作成します。

次に計算に使用するプラットフォームに合わせてコンパイラ、ライブラリのパス等を調整します。

コンパイルのために一時使用するCPPSRCというディレクトリがソースディレクトリにあるかどうか確認し、
無ければ作成する。

最後にMakeを実行する。

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2009-02-15 (日) 18:45:46 I. Hamada (created)

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