QEの実行方法

一般的なpw.xの実行方法

MPI等を用いてビルドした場合、pw.xは以下のように実行します。

mpirun -np 4 pw.x < scf.in > scf.out

あるいは

mpirun -np 4 pw.x -i scf.in > scf.out

ここで入力ファイルはscf.in、出力ファイルはscf.outとし、4プロセスを用いて実行しています。

smith上での実行方法

TBD

ohtaka上での実行方法

ここではohtaka上でOneAPIを使ってpw.xをビルドしたと仮定します。 使用したモジュールは以下とします。

 1) oneapi_compiler/2023.0.0   2) oneapi_mkl/2023.0.0   3) oneapi_mpi/2023.0.0  

簡単のため、pw.xへのコマンドサーチパスは既に設定されているとします。 ohtaka上ではmpirunではなくsrunを用いてpw.xを実行します。 またpw.xはジョブスクリプトを用いて投入する必要があります。 以下にジョブスクリプトの例を示します。

  • run.sh
    #!/bin/sh
    #SBATCH -J  FeS2
    #SBATCH -p  i8cpu
    #SBATCH -N  8
    #SBATCH -n  256
    #SBATCH -c  4
    #SBATCH -t  00:30:00
    #
    ###########
    # Modules #
    ###########
    #
    module purge
    module load oneapi_compiler/2023.0.0 oneapi_mkl/2023.0.0 oneapi_mpi/2023.0.0
    export FI_PROVIDER=psm3
    ulimit -s unlimited
    #
    #########################
    # Parallelization level #
    #########################
    #
    # k-point (pool) parallelism
    #
    NPOOLS=1
    #
    # band parallelism
    #
    NBAND=4
    #
    # MPI command
    #
    MPI_COMMAND=srun
    #
    # PW commands
    #
    PW_DIR="${HOME}/QE/src/qe-7.3/bin"
    #
    # Execute
    #
    ${MPI_COMMAND} ${PW} < ${INPUT_FILE} > ${OUTPUT_FILE}
    ジョブを実行するには以下を実行します。
    sbatch run.sh
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